Gen blog

元ネトゲ廃人→元新聞記者(経済部)→海外大院進学予定のgenがお送りする雑記。

新聞社で内定を取りやすい人の特徴

genです。数年前まで、全国紙で記者をしていました。

経済部出身ですので、いわゆる社会部での事件・事故取材などの経験はありませんが、自分の経験や周りの記者との付き合いを通して感じた「新聞社に受かりやすい人」の特徴を考えていきたいと思います。

 

1.タフな人

最近は働き方改革の流れで、仕事のやり方も比較的ホワイト化が進んでいる印象ですが、新聞業界では人手不足が深刻なため、個人あたりの業務量はどうしても増える傾向にあります。また昔のイメージに比べて、荒っぽい記者は減っている印象はあるものの、降版時間(輪転機にかけて印刷する締め切り時間)や他紙との取材競争など、人がイライラしやすい側面を構造的にかかえているため、そうした環境に耐えられる心身ともにタフな人が求められています。

 

2.素直な人

新聞社を就職先に選ぶ人はなぜか、(僕も含めて)頑固な人、頭でっかちな人が多い印象があります。「取材先で相手を論破して帰ってきた記者」などの武勇伝(?)はどの新聞社でもよく聞く話です。取材先があっての仕事なので、どんな相手に対しても最低限の礼儀を持って耳を傾けられる素直さは不可欠です。また文章力など、こだわりが強く出る部分も、(入社後最低数年は)上司の意見を取り入れたほうが上達が早いと思います。

 

3.辞めなそうな人

退職した僕が言うのもなんですが(笑)、「すぐ辞めないか」という点が面接などで一番見られていると思って間違いないと思います。新聞社で必要なスキルは専門性が高く、教育に時間がかかり、採用した人が即戦力になることは(経験者採用を除いて)ほとんどありません。年々志望者も減っており、すぐに人員補充がしにくいのも特徴で、「辞められると困る」というのが企業側の本音だと思います。

なので、採用試験では、

  • 業界研究・企業研究の深さ
  • 熱意

などの「真剣度」をかなり重点的に見ている印象があります。

もちろん、ある程度の学力や文章力など、一定の能力は必要とされますが、近年の傾向として(退職者があまりに多いので、、)人物重視の採用が一般的になってきている印象があります。ですので、上のような人物像をアピールすることで、内定につながりやすいと思います。

 

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夢だった新聞記者をやめた理由(テスト投稿・予告編)

「先が見えない、未来がない」。

某新聞社を辞める決心をした時に記した、日記帳の一文だ。このブログを書いている現在、退職してから約1年が過ぎようとしている。

新聞記者になるのは昔からの夢だった。大学時代、1年の就職浪人を経てまで入社した会社だった。

 

だが、4年と持たなかった。

なぜやめたのか。

 

あまり語られることの少ない(?)新聞業界の内情と、それでもこの業界を志望する学生・転職希望者向けに今後、情報発信をしていく予定です。

  • 新聞制作の裏側
  • 新聞業界の想像を超える衰退ぶり
  • マスコミ就職の方法